父の遺産を貰えると思っていた子供たち

遺産争族の記録帖

  • HOME
  • >
  • コラム
  • >
  • 父の遺産を貰えると思っていた子供たち
 

父の遺産を貰えると思っていた子供たち

父が亡くなったのですが、遺産は割とあると思っていたため子供はみんな期待していたようです。

ですが、父の介護をしていた私は、知っていました。父は、自分の遺産を全て寄付する予定だったのです。それが遺言書に書かれていたことで、私以外の子供は発狂しました。

貰えると思っていた、それを見越して家を買うつもりだった、世界一周旅行に行けると思っていたなんて、恥じることなく大声で言うのです。

父は寄付をしたかったというより、もしかしたらこの人たちに遺産をあげたくなかったのかなと、私は思いました。私でもきっとそう思います。そして、私と兄弟でなんでこんなに差が出たのだろうと思いました。

単純に、私と兄弟たちはあまり連絡を取っていなかったかもしれません。ですが、今思えば、それなりに連絡をとっていれば、遺産相続で揉めることは無かったのかもしれないと思ってしまいます。

ですが、これはあくまで父の遺産の問題です。兄弟たちが無理にでも遺産を貰おうとするのだったら、私は弁護士に相談することも考えます。父が寄付をすると言ったのですから、それで良いではありませんか。何故、父の遺産を子供たちが奪うようなことをしなければならないのですか。だから父は自分たちに遺産を遺さなかったのかもしれないと、何故考えることが出来ないのでしょう。もうがっかりです。 

投稿日:2016/9/30